2007.10.26
いつまでも心に息づく

百人一首
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
名こそ流れて なほ聞こえけれ
大納言公任
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど なこそながれて なおきこえけれ
【現代訳】
滝の流れが絶えて水音が聞こえなくなってから、もう長い年月がたった。
が、昔は美しく素晴らしい滝だったという評判は今もなお伝えられ、
今でも広く知れ渡っていることだ。
昔は見事な滝であったのに、今は水が枯れて、なんとさびしいことか。
でも、こうして目を閉じると、滝の音が聞こえてくるようだ。と、
その思いを書かれたものだそうです。
『名こその滝』とよばれ、京都嵯峨の大覚寺境内に滝の跡があるそうです。
滝は、そこから姿を消してしまっても、
美しき滝としてのエッセンスを人々の心に残し、
人々の心の中で、一番美しい姿で存在し、水の音を奏で続ける。
私という人間も、いつまでもこのままの姿ではいられない。
まして、人間、いつかはその存在そのものが消えてなくなる時がくる。
その後に、何を残すことが出来るのだろうか・・・
『名こその滝』のように、多くの人の心の中に生き続ける事は出来なくても、
せめて、ご縁あった大切な人の心に、
いつまでも息づいているような、そんな私でありたい。
私の中からきこえるメロディは、どんなメロディなのか、
それが、誰の心に響き、誰の心に息づくのかも、私には分からないけれど、
私は私で、私の音を奏でたい。
私がその人の中でいつまでも息づくことが出来るような、
そんな生き方が出来ますように・・・
あなたが、あなたでありますように・・・
和歌山の 心と体の リラクゼーションサロン 癒しのショコラ
theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
genre : 心と身体





Template * pink_3column(公式) / Designed by *
comment