Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

吉崎御坊のお話

日曜日から夜行バスで、満月を探しながら、富山に行ってきました。

そこで、ものすごく心を打たれるお話を聞かせて頂きました。
浄土真宗再建に、命を使われた、
蓮如上人の時代のお話でした。

親鸞聖人のお話は時々日記でも紹介させて頂いていますが、
蓮如上人のお話はしたことがないと思いますので、
まずは、私にとっての蓮如上人を少しご紹介させてください。

親鸞聖人の時代から、200数十年後に
親鸞聖人の生涯と、その御心を念い、
その御心をそのままお伝えくだされた蓮如上人のお陰で、
親鸞聖人の御心、教えが間違われずに、誤解されずに、そのまま
その当時の人々に伝わったのだと思います。

蓮如上人の、その当時の時代背景を説明していると、かなり長くなります。
また、他宗の方々の手前、言葉も選ばせて頂きながら、
手短に説明させてください。

蓮如上人は、親鸞聖人の教えをひろめておられましたが、
そのために、攻められ、居場所を奪われ、様々な迫害を受けておられました。
その迫害から逃がれ、選ばれた場所が、福井県の吉崎御坊でした。
吉崎御坊は、次第に、多くの門徒や商人が移住して家を構えるようになり、
わずか2年余りの間に、二百軒近い多屋や民家が出来ました。
そして、吉崎には、数万人にも及ぶ門徒の方々が集まりました。

吉崎御坊跡地(福井県)
080915_1418~02


ところが、吉崎御坊への参詣者が急増するにつれ、
ねたみ、そねみ、を買いました。

文明6年(1474)3月28日、風の強い夜のこと、
吉崎御坊の南大門あたりから、突然、火の手があがり、
たちまち、いくつかの多屋に火が燃え移りました。
猛火は、ついに、本堂を押し包んでしまったのです。

蓮如上人はこの時、奥の書院で、
親鸞聖人ご真筆の『教行信証』証の巻を拝読しておられました。
突然の出火に驚かれ、やっとの思いで、
『教行信証』を運び出し、逃れられた時のこと、
「ああ、しまった!蓮如、一生の不覚」と叫ばれ、
燃え盛る奥の書院目掛けて走りだそうとされました。
気でも狂ったかと驚いて止める弟子に対し、
「経櫃は無事にご避難申したが、『教行信証』証の巻は、
 机の上に出したままなのじゃ。
 祖師聖人ご真筆のお聖教、一巻なりと、
 蓮如の時に焼失したとあっては、末代までの不面目……」。
蓮如上人は、またもや弟子を振り払い、書院に向かおうとした、その時、
すっと前へ進み出た、若き一人の弟子がありました。本光房了顕です。
「上人さま、そのお聖教は、了顕の命に代えてお救いいたします。
 ご安心ください」
と、必死の思いで叫び、燃え盛る真っ赤な炎へと駆け込んでいきました。

了顕が、やっとの思いで、書院に辿り着くと、
『証』の巻は、まだ燃えずに机の上にありました。
了顕、大喜びしたい心を抑え、脱出しようとした時、
くすぶっていた襖が、パッと火を吹き、行く手を遮ってしまいました。
もう、逃れるすべはありません。
了顕は、
「たとえ、この場に命尽きようと、それは、もとより覚悟のこと。
 しかし、ようやく手にしたお聖教、お護りせねば、
 了顕、死んでも死に切れぬ」
その時、了顕は、自分の肩から血が流れ落ちている事に気付きました。
ああ、なんとかなるかもしれないと、
了顕は、自らの腹を切り割き、内臓の奥深くに、
お聖教を収める決意をしました。
「地獄一定の本光房了顕、阿弥陀仏の本願に救われた幸せ者でございます。
 蓮如上人にお会いすることができなかったら、
 今生も、自業苦から地獄への綱渡りになったでしょう。
 やがて死にゆく露の命、法のためなら悔いはございません。
 『証』の巻は、必ず上人さまのお手元にお届けいたします。
 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……」
と、念仏を高々と称えた了顕は、持参の短刀を逆手に取り、
十文字に腹を切り開き、自らの手で、お聖教を腹に収めて地に倒れました。

やがて、吉崎御坊を焼き尽くした猛火も収まり、
その焼け跡からは、『教行信証』を自らの切り開いた腹に、
しっかりと抱いた、本光房了顕の遺体が発見されました。


恩徳讃

「如来大悲の恩徳は

 身を粉にしても報ずべし

 師主知識の恩徳も

 骨を砕きても謝すべし」



これぞ、究極の恩徳讃・・・
恩徳讃を、そのまま体で示した、本光房了顕。

この言葉、恩徳讃のように生きることは、
ただの感謝では出来るはずもなく、
何があっても、どんな時でも崩れない、金剛信、
この金剛信が、そうせずにはいられなくさせるのだと思います。

金剛信とは、頭で理解し、納得し、心でその時々に味わうようなものでなく、
自分で、なんとか出来るものではないように思いました。

私には、本光房了顕のような生き方は出来ませんが、
せめて、私が出来る、小さな善を、重ねて生きたいと思います。

本光房了顕のお墓
080915_1421~01



合掌

theme : 生きる意味
genre : 心と身体

comment

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
Secret

リラクゼーションサロン ショコラ

chocolat

Author:chocolat
                                                                                                    
白蓮華

真の潔白示すが為に
咲かせてみせると見せたのは
汚れのなきものただそこにあり
純真漂う白蓮華


和歌山の癒し
リラクゼーションサロン
ショコラ
chocolatです。(*^▽^*)
ボディセラピストです。

星座 天秤座
エニアグラム タイプ7
趣味 音楽鑑賞 旅行したい 
    読書 書道 サウナ
    友人とランチ&ディナー
    仏教と心理学の勉強 

〒640-8328
和歌山市木広町5-1-4 高田ビル1F
リラクゼーションサロン ショコラ
073-424-3568

ブログランキング

ブログランキング クリックお願いします。↓

カテゴリー

最近の記事

リンク

メールフォーム

お気軽にメールください。

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

白蓮華のQRコード
QRコード

月別アーカイブ

最近のコメント

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ